28 August / 2014

愛に臆病になる

ずっと ながいこと
いろんな音と いろんな言葉と いろんな気持ちとが
流れ込んでくる日々を過ごしていて

わたし いつもね
自分の中で噛み砕く時間がないと
まったく何も身体に入ってこなくなっちゃうの

それなのに
いままでなかったくらい ながいこと
いろんなものをひたすらに浴びていたのです。

案の定
まったくなーんにも身体に入ってこなくなったのね
ついこのあいだ。

まったくなーんにも鳴らなくなったのね、自分の音が。

もう考えるだけでは
どうにも噛み砕けなくなって
がむしゃらに路上で歌ってみたり
ひたすら泣いてみたりしていたら

ようやく音が鳴りはじめたんです。

わたしのなかで。

他の音に埋もれて
なんにも聞こえなくなっていたなかから、
すこしずつ。


そして、うたができました。
久しぶりに書けたんだけど、
ここからとめどなく溢れてくる時期だから
うまく付き合って、新しい子に出会いたい。


ひさしぶりに書いた曲が
こんなうたになるとは思っていなくて
すこしびっくりした。

あいのうた に なりました。



「愛に臆病になる」  Chano

大人になるほどに
難しく思って
大人になるほどに
愛に臆病になる

愛することは
愛されることは
孤独を思い知るから
同じ人間にはなれなくて
傷つけあうのだろう

それでも好きになりました
あなたを あなたを 
好きになりました
わたし 子供のような
手のひら重ねて
あなたと眠りたい


気持ちが増すほどに
勝手に裏切られて
気持ちが増すほどに
愛に臆病になる

もういっそのこと
あなたになって
知れたならいいのに
哀しみの時の 
痛みや涙と共にいられるように

あなたを好きになりました
あなたを あなたを
好きになりました
わたし 子供のような
手のひら重ねて
あなたと眠りたい
わたし 子供のような
こころ 重ねて
あなたと眠りたい